2018.11.9 (金) 〜11.11 (日) 京都市東山区
イベント
京焼今展2018「六根清浄」
展覧会趣旨
京焼今展は、“いま”という時代を象徴するやきものを探求し、“これから”を創造していく場です。京都のやきものには、その時々の“いま”を精一杯追求することで、時代を代表するやきものをうみだしてきた歴史があります。本展では、その伝統を受け継ぎ、出品作家それぞれが今まで培ってきた個の力を活かしつつも、「京都のやきもの」という枠組みで結集し協働することで、やきものの未来を切り開いていきたいと考えています。
第6回目を迎える今回のテーマは「六根清浄」です。
六根とは仏教における「眼」「耳」「鼻」「舌」「身」「意」のことです。それぞれ「色」「声」「香」「味」「触」「法」に繋がっています。現代社会の人の営みは、あまりにも眼と意(心)に依存しています。あたかも心だけが主人公で、五感は時折刺激として楽しむ程度という認識が蔓延しています。
そこから脱却し、今一度、六根がすべて開かれ、外部とのつながりが滞りなく流れ続けている状態、すなわち「六根清浄」を本展のテーマに据えます。陶芸家六人が植物に携わる六人(六根)と交わっていく中で、どのように芽を伸ばしていけるのか取り組みます。
出品者
小川宣之(陶芸家)
片桐功敦(華道家)
かのうたかお(陶芸家)
川﨑仁美(盆栽研究家)
田中孝幸(フラワーアーティスト)
谷口晋也(陶芸家)
中根行宏(造園家)
中村譲二(陶芸家)
西村勉(仏料理MAVOシェフ)
山内駿(陶芸家)
吉岡更紗(染織家)
吉村敏治(陶芸家)
開催日時
2018年11月9日(金) 〜11日(日)
10:00〜17:00
(入場は16:30まで)
会 場
両足院(建仁寺山内)
〒605-0811
京都市東山区小松町591
料 金
600円(拝観料として)
主 催
五条坂・茶わん坂ネットワーク、両足院
関連リンク
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