化学染料を使わない、植物だけの色
京の地にて、江戸の昔より六代を重ねた「染司よしおか」。絹、麻、木綿など天然の素材を、紫草の根、紅花の花びら、茜の根、刈安の葉と茎、団栗の実など、すべて自然界に存在するもので染めています。地下100メートルから汲み上げられる伏見の水と素材に向き合う人の手により、ゆっくりゆっくり自然とより添いながら、その美しい色は生み出されます。
自然の植物から抽出された色には『温かさ』や『命の源』を感じさせる深みがある。
染司よしおか五代目当主
染織史家・吉岡幸雄
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